~マスタリング最終段階の時にプロデュサーが書いていたブログ記事からひっぱってきてみました~
・・・(略)・・・手前味噌ではありますが、視聴したクリスマス・ソングは最高にハッピーな気分になりました。
このクリスマス・ソングは単にメロディをガムラン楽器でなぞって、ハイ、おしまい、というちゃちなものではありません!
ものすごい計算された編曲、すでに原曲が分からないほどの装飾音の厚みと音構造!
その装飾音の中から、我々が慣れ親しんできたメロディラインを耳で発掘した時は、一種の「アハ体験」!(けっしてマイナス評価ではないです)途中で、「これは『ジングル・ベル』じゃないか!」と気がついた時、そこからはもう、南国クリスマスにどっぷり浸ってしまいます。
一方で、グンデルだけの静かな『Silent Night』もあります。
まるでバリのニュピの夜の星空、ロウソクを燈して過ごした晩を思い起こさせるような美しい曲にしあがっています。
ヴォーカルの入った曲も収録予定です。『Ave Maria(G)』を歌うのは日本にも来日したことのあるスダマニの踊り手。今回はバリ語なまりで『Ave Maria』をおごそかに歌いあげています。どこのカテドラルで歌っているの?!と思うような仕上がりですが、録音地はプンゴセカン村です(笑)